オーストラリアは日本の真南、赤道を挟んでちょうど反対側にあります。
オーストラリアの国土は日本の面積の約20倍。日本の北端にある北海道と、オーストラリアの南端にあるタスマニアが緯度的にはだいたい同じような位置にありますが、オーストラリアの方が南北に長いため、その北端は日本の南端よりも遥かに赤道に近い位置にあります。また東西方向にも長くオーストラリア本土の西側と東側の間には3時間の時差があります。
国内は6つの州(ニューサウスウェルズ、クィーンズランド、ビクトリア、西オーストラリア、南オーストラリア、タスマニア)と北部準州(ノーザンテリトリー)、そして首都特別地域(キャピタルテリトリー)に別れ、太平洋に面した東側にはケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、そして首都のキャンベラなど日本でも良く聞かれる地名が縦に並び、人口も東側に集中しています。
それに対して、オーストラリアの西側の広大な面積を占めるのが、インド洋に面している西オーストラリア州、その州都がパースです。パースは、シドニー、ブリスベン、メルボルンについで4番目の都市に数えられます。