SUZUKIジムニーJB23Wのドアミラーが動かない!

D.I.Y.意外と簡単でした。

 突然ジムニーの助手席側のドアミラーが動かなくなりました。買い物から帰って来てジムニーを駐車場に入れ、ドアミラーを閉じようとしたら、助手席側のドアミラーが「カチカチカチカチ・・・」とちょっと嫌な音を立てて閉じないのです。

 さっそくいつもお世話になっているディーラーさんに電話をして聞いてみると、修理を依頼するとミラーごと交換になり3万円前後かかると言われたのです。そこでちょっとネットで調べてみたのです。そうしたらジムニーのドアミラーが動かなくなる現象は珍しくないらしいのです。修理の仕方も色々な方が動画を載せていて、自分でも出来そうな気がしてきたのでD.I.Y.やってみることにしました。

 ドアミラーが動かなくなる原因はこの歯車。

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 ジムニーでは樹脂製の歯車を使用していて、これが劣化して亀裂が入ると力が伝わらなくなり、ドアミラーが動かなくなるということです。この歯車はSUZUKIや他のディーラーなどでも販売はしていないのですが、ネットでは購入できるのです。それも樹脂製のみならず金属製の歯車も購入することが出来るので、自分は壊れにくい金属製を選びました。

ジムニードアミラー金属製ギア〈アフィリエイト広告〉

①先ずは動かなくなったドアミラーを車体から外します。
 ドアミラーを固定しているネジを覆っているカバーをはずします。
矢印のところに指を入れ込みながら少し力を入れて手前に引けば簡単に外れます。

②ドアミラーと車体本体を繋いでいるコネクターとネジ3本が見えます。

③矢印部分のコネクターを引っ張り出して外します。

④コネクターが外れたら先に下側のネジ2本外をします。

⑤次にドアミラーが落ちないように片手で支えながら最後のネジを外します。

⑥ドアミラーが外れたらドアミラーからミラーの部分を外します。
ミラーの四隅をギコギコやりながら、一番外れそうなところを最後は力でバキッとやれば、これもそんなに難しくはなかったです。

こことここが接続されて、3か所で止められていました。

紫色の線は外しても外さなくても作業は出来ます。自分は外さないまま作業を進めました。

⑦黄色く丸で囲ったネジを五つ外します。

⑧ドアミラーのカバーを外します。
カバーは五つの爪で固定されています。矢印の右側に爪が一つ隠れています。

先ずは見えている4つの爪をひとつひとつラジオペンチで奥側へ押し込んでいきます。

 最初は何も動きませんが、少しづつ順番に押し込んでいくと徐々にカバーが外側にずれて行きます。最後に隠れている矢印の部分の爪は、マイナスのドライバーなどで押せばカバーは外れます。

カバーが外れました。外すべき爪はこんな感じです。

⑨次は下側についているネジを4本外します。

⑩ネジ2本を外してウインカーを外します。

開けたいのはここのモーターの入っているBOX。この中に壊れたギアがあります。

BOXを開けるのに線が邪魔になるのでコネクターを外します。

コネクターを外して線を緩めておきます。

⑫次にモーターに接続されているコネクターを外します。

⑬次にモーターに被せてあるカバーを外します。
カバーを固定しているネジは全部で3カ所、手前に2本、向こう側
矢印ところに1本隠れています。

これが反対側に隠れているネジです。

この3本のネジを外すとモーターのカバーを外すことが出来ます。

⑭モーターを外すとその奥に、白いグリス覆われたギアが見えて来ます。

⑮ギアーを取り出します。
次にギアーを分解します。左右の小さな部品を外します。

グリスを拭き取って縦にして見るとギアの二カ所に亀裂が入っていました。

⑯樹脂製のギアから金属製のギアに交換します。

古くなっているグリスをなるべく拭き取ります。

⑱新しいギアを組み込んだら新しいグリスを注入してモーターを組み込みモーターのカバーをかぶせます。

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⑲その後はこれまでと逆の手順で組み立てて行きます。
作業を丁寧に進めて行けば誰にでも出来ると思いました。ドアミラーが動くようになりました。

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