VY10A/C-5内蔵無線LANの装着

VersaPro VY10A/C-5内臓無線LANの装着
《VersaPro VY10A/C-5内蔵無線LANの装着》
無線LANが内蔵されていないパソコンを購入した場合の、あと付け内臓無線LANの取り付け方法を説明します。

先ず必要なのは「無線LANカード」と「アンテナ」です。これも自分は『ヤフオク』で揃えました。「無線LANカード」は送料込みで¥600、「アンテナ」は送料別で¥1000で購入しました。

購入したノートパソコン用無線LANカード 「Intel 3945ABG」です。10円玉と比べるとこんな大きさです。

 購入したノートパソコン用無線LAN内蔵アンテナ「変換名人ANT-DNB」です。

 無線LANカードと内蔵アンテナが揃ったら取り付けを始めます。

①パソコン裏面の残りのネジ5個を全て外します。(HDD交換時の8個のネジは外れた状態です。)

②再び表面にしてキーボードを外します。キーボードは両面テープで軽く留めてあるだけなので、剥がすようにすれば簡単に外れます。

キーボードを外すと、全体を覆っている小さな穴がたくさん開いた薄いパネル(キーボードべゼル)が現れます。

③パネルを留めているネジ(黄色矢印)3ヶ所を外し、つぎに右上の隅のシール(赤色矢印)を剥がして小窓を開けると、コネクターが現れるので、小さめのマイナスドライバーなどを使って、コネクターを外します。

このコネクターが外れるとパネルを外すことが出来ます。パネルを外すとマザーボードが現れます。

④ここまで出来たら次に液晶パネルを外します。液晶パネルの裏側(正確には天板の裏側)にアンテナを貼り付けることになるので、作業し易いように液晶パネルを外して置きます。外し方は《液晶パネルの外し方》を参照してください。

⑤アンテナのケーブルを、パソコン本体と液晶画面を繋ぎ留めているヒンジ部分(正面右側)に通します。(液晶パネル側から本体側へ)

⑥通したアンテナケーブルのコネクト部分をLANカードに取り付けます。アンテナケーブルとLANカードのコネクト部分を重ね合わせて指で押さえ付ければ、簡単に固定することが出来ます。

⑦無線LANカードをパソコン本体のコネクターに装着します。
差し込んだだけでは斜めに浮き上がった状態なので、指で下方に押さえ付けてネジで留めます。ネジ穴はLANカード側には2つ有りますが、本体には上側の1つしかないので、その一ヵ所だけで留めます。使用するネジは、使わなくなった一眼レフカメラのネジが使えました。 ヒンジからLANカードまでのアンテナケーブルは、パソコンを組み立てた時にヒンジカバーからはみ出さないようにうまく収めてください。

⑧アンテナを天板の裏に貼り付けます。どの様に固定するかはそのパソコンの状態にも依ると思いますが、位置的には天板の裏の上側部分で、液晶パネルをはめ込んだ時に、アンテナの上部が少し顔を出す感じです。

  アンテナのケーブルが通りそうな場所を探して、ケーブルを通したらテープでケーブルを固定し、次にアンテナを固定します。

〈右側〉

〈左側〉

アンテナのケーブルが長すぎるので、適当に丸めて天板にテープで固定しました。

⑨液晶パネルをはめ込みます。液晶パネルをはめ込んだ時は、アンテナは横から見ると鍵型に変形してしまいます。液晶パネルをはめ込む前に、予めアンテナをパネルの枠の角のところで折り込んで置くと、パネルを入れやすくなります。

⑩あとはこれまでの逆の工程を進めて、パソコンを組み立て直せば作業は終了です。

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