「運命の出逢い」

ジャックラッセルテリアとの出逢い

  我が家の二人目の子供が小学校に通うようになり、そろそろ子供部屋も二つ必要かな?と、それまで住んでいたアパートから庭付き一戸建てに引っ越しをしたのです。以前からカミさんが、庭があったら犬か猫を飼いたいと言っていたので、「今度犬でも見に行こうか!」・・・と冗談半分で言ったのですが、カミさんはもう飼うく気満々。次の休みにさっそく近くのペットショップに見に行くことになりました。犬にしても猫にしても、そもそもペットを飼うのは初めてだし、種類も名前もろくに知らないくせに、何の下調べもせずにただ勢いに任せて近くのペットショップに飛び込んでしまったのですが、ショップのマスターがとても親切で(と言うよりは商売上手で)、色々な子犬や子猫を丁寧に紹介してくれました。でも、どの子にしようか決めるのにそんなに時間は要りませんでした。どの子犬も子猫も負けず劣らず可愛かったのですが、その中の一匹と目と目が合ったまま、見詰め合ってしまったんです。
運命を感じてしまったのだと思います・・・私ではなくカミさんが。「良かったら抱いてご覧!」マスターの甘い囁きに誘われて抱かせてもらったら最後、もうカミさんは手放せなくなっていました。他のどの犬よりもチャーミングで、何処と無く気品?が漂っていて・・・今思えばとんでもない誤解だったんですけど。マスターに話を聞くと、「性格はかなりヤンチャだよ。初めて犬を飼うんだったら女の子が良い、特にジャック・ラッセル・テリアはね!!!」そんなマスターのアドバイスの意味を深く考えることもなく、カミさんが抱かせてもらったジャック・ラッセル・テリアは、偶然なのか必然なのか、それともマスターに仕組まれていたのか?そこはバッチリ!女の子だったのです。

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