「もう可愛くて仕方がありません。」

可愛いかわいいジャックラッセルテリア

 ランは寝ていても起きていても、その姿を見ていて飽きることはありません。もちろん見ているだけでは満足できなくて、無性に触りたくなってしまいます。いざ触ろうと手を近付けると、その手にじゃれついてきます。何度も噛み付いて来ますが、まだアゴの力も弱く歯がまともに生えていないので痛くも痒くもありません。もう可愛くて可愛くて、両手で思う存分撫でくり回してしまいます。目の前にボールを転がすと短い足を一生懸命バタつかせてボールに飛び掛かります。小さな口を精一杯開けてボールに噛み付こうとしますが、ボールを捕らえきれずに前足でバタバタと押さえつけようとします。結局ボールには逃げられてしまいますが、すぐにまた追い掛けます。そんな光景を見ていると心の底から癒されますよね。翌朝起きると段ボール箱の中にランは居ませんでした。何処へ行ったのかはすぐに見当が付きました。とにかくランは食欲が旺盛で我が家に来てから常にお腹を空かせている様子。台所へ行ってみると案の定、生ゴミの匂いをくんくん嗅ぎ回っていました。かなり大きめの段ボール箱だったのに、空腹感に耐え切れなかったランは、いとも簡単に段ボールの壁をよじ登って外に出てしまったのです。ペットショップのマスターの言葉通り、ランはヤンチャそのもの。これでは安心して家を留守には出来ません。家の中は危険がいっぱいですから。ちゃんとしたゲージの必要性を強く感じましたが、とりあえずダンボール箱の周りを、使っていなかったワイヤーネットで囲い、それ以外は本棚とか椅子とかを移動してバリケードを作り、絶対に出られないようにしてその日は出かけました。「帰ってくるまで大人しくしててね。悪さするんじゃないよ!」次の休みにはゲージを買いに行かなくては・・・。

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