これから向かうキャンプ地は「西伊豆こうオートキャンプ場」です。西伊豆の海から少し離れた山の中にあります。 今回のキャンプのメインの目的は海水浴なので、海岸の近くにあるキャンプ場を探したのですが、意外と海の近くにはキャンプ場が無いんです。それでもしぶとく行動範囲を広げて探した結果、まあここならば海からそんなには遠くないだろうということで、今回のキャンプ場に決定しました。真夏の太陽が照りつける中、エアコンの効いた車から飛び出して、早く海に入りた~い!・・・という子供たちのリクエストに応えて、キャンプ場までの途中遊べそうな海を探しました。たいていの海水浴場はペットの入場を禁止しているので、子供たちと犬が一緒に遊べて、しかも安全そうな浜を見つけるのは、中々至難の技です。それでも海岸に沿って車を走らせていたら偶然にも絶好な場所を見つけることができました。人もあまり来なくて、もちろん海の家なんかもありません。でも車が数台置ける駐車場があって、その脇にジュースの自動販売機がある。大きな蜘蛛やムカデが住み着いてはいてもトイレはトイレです。こじんまりとはしていますが、ペットを連れた同じような家族が集まって来て、駐車場はすぐにいっぱいになりました。さっそく車からタープを引きずり出して、砂と小石が入り混じった浜に接地。小石を退けるのにちょっと手こずっている間に子供たちはさっさと着替えて水遊びを始めていました。ランは波打ち際までは近づきますが、海に入ろうとはしません。波が寄せて来ると走って逃げて来ます。ジャック・ラッセル・テリアは泳ぎが上手だと聞いていましたが、ランは水を怖がっている様子です。 嫌がるランを無理矢理抱き上げて、足の届かないところでそっと手を離してみます。カミさんは不安そうな目で遠くから見つめていましたが、ランは恐る恐る手足を動かして泳ぎ始めたのす。しかし一度泳ぎを覚えてしまうと、それからはもう得意です。ちょっと前まで波を怖がっていたくせに、子供たちが腰まで海に浸かりながらキャッチボールを始めると、ランは自分から海に飛び込んで行って、ワンワン吠えながらボールに向かって泳いで行きました。
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