10月に入って、
ランは ドッグフードには全く口をつけず、水もほとんど飲まない状態になっていました。
医者からは「何でも良いから食べさせてあげてください。」と言われていたので、試しに生の鶏肉のレバーを少しだけ湯がいて与えてみました。するとほんの僅かな量ですが、食べてくれたのです。次にマグロの刺身を一切れラップに包んで電子レンジでチンしてみました。これもほんの少しだけ食べてくれました。量はどちらもごく僅かでしたが、家族は皆、淡い期待を抱きました。しかしそれはその時だけで、それ以降同じことをしても食べてはくれませんでした。何かなす術が無いかとパソコンを開いてネット検索していたら、腎臓病で余命宣告を受けた猫が、元気に生きているという記事を見つけたのです。何やら「H4O」とかいう水を紹介しているサイトで、腎臓病に侵された猫が、その水を飲んで今も元気に暮らしているというのです。
元気になって飼い主と遊ぶ猫の動画を 我々夫婦は何度も繰り返して見てしまいました。
H2Oなら知ってるけど、「H4O」って何?・・・水素をたくさん含んだいわゆる水素水。水素の持つ抗酸化作用が、体内で作られる活性酸素を減らす作用があるという。この水素水が腎臓病にも効果があるという説明でした。しかし中々どうしてやっぱりこれがちょっと高価なのです。「たかだか水ごときにこんなに高いお金を払う余裕が我が家にあるのか?」という葛藤の中、「猫の腎臓病に効いて犬の腎臓病にも効くのか?」という不安もありました。しかし結局、藁にもすがりたいその気持は、「H4O」を購入するという選択肢を選ぶしかありませんでした。
「H4O」到着後さっそく開封、少量を小皿に移してランにあげて見たのですが・・・驚くことに、それまで全く水分を取らなくなっていたランがその水をペロペロ舐め始めたんです。「えっ!嘘でしょ!なんで?」家族の淡い期待が大きく膨らんだ瞬間でした。高価な水なので一度にたくさんはあげれませんでしたが、あげる度にランは皿の水全てを飲み干し、皿が空になった後もずっと皿を舐めていました。信じられないことですが、それから少しずつ食欲も出て来たのです。
11月になると、
電子レンジでチンしたマグロの刺身を一切れ、ペロッと食べれるくらいにランは回復していました。
電子レンジでチンしたマグロの刺身を一切れ、ペロッと食べれるくらいにランは回復していました。
朝、昼、晩に少量ずつ「H4O」を与えました。次第にランの食欲は復活。すぐ隣でイチコが食べているドッグフードまで横から食べてしまうほどに回復したのです。
「H4O」という水素水がランの身体にどの様に作用したのか詳しい事は解りませんが、それまで全く水分を取らなかったランが、この水だけは飲んだこと。そしてこの水を飲み始めてから元気を取り戻したことは事実なのです。
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