「ジャック・ラッセル・テリア雨の日の過ごし方」

雨なんて関係ありません

 今日は朝から雨です。窓の外はかなり強く降っています。こんな日は一歩も外に出たくないという衝動に駆られます。家族の誰もが散歩に行くのを嫌がります。犬にしたってこんな雨の日にわざわざ外に出たくはないだろうと思うのですが、ところがドッコイ、たとえ雨が降ろうと雪が降ろうと、犬にとっては、とりわけジャック・ラッセル・テリアにとっては全く無関係のようです。こんな日こそ、我が家の庭に作ったドッグランで、ひとりでずぶ濡れになって遊んでくれるととても有り難いのですが、ランは以前から庭を動き回る程度の運動では満足しません。というよりも本当にジャック・ラッセル・テリアの運動量は半端ではありません。近所にも犬を飼っているお宅は何軒かあるのですが、どこのお宅に聞いても我が家ほど散歩時間の長い家は無いようです。ランは「散歩」という言葉を耳にした瞬間から半狂乱になり、嬉しさのあまり家中を駆け回り、そして飛びかかって来るのです。庭に連れて行って降りしきる雨を目の当たりにしても、それでも屋根のあるウッドデッキから降りようとします。誰が散歩に連れて行くか、ジャンケンで決めようと言っても、カミさんは「夕飯の仕度があるから忙しいのよ・・・」子供たちは「まだ宿題が終わってないから・・・」と言って結局自分が行くことになります。仕方なく玄関に行って長靴を履いてカッパを着ます。ランの首にリードを繋ぐと、「早く扉を開けろ!」と外に向かってワンワン吠えて、前足で扉を蹴破ろうとします。扉を開けてあげると、リードを持った私の手をグイグイ引っ張って外に出ます。そして雨の中へずぶ濡れになりに行くのです。雨が降っている以外いつもと何も変わりません。

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