ラン発病、ジャックラッセルテリアの先天性腎臓病

ランが発病しました
 
9月に入って。

 「最近のランはあまり食欲がないよね。」・・・と家族内で話題に昇るようになっていました。それでも全く食べない訳でもないので私たちはまた、これもさほど気にせずに過ごしてしまいました。

 そんなある日、カミさんが台所で夕食の準備をしていた時です。背中に異様な音が聞こえて振り返ると、ランが吐いていました。
 散歩の途中で葉っぱなとを食べた後に、たまに吐くことはあるので、それも特別珍しいことではないと、カミさんは最初はそう思ったそうです。しかしその直後、今度はカミさんの見ている前で続け様にまた吐いて、カミさんの悲鳴が家中に響き渡りました。
 家族みんながランのまわりに集まりました。・・・みんなの見ている前でまた吐きました。吐くと言っても食欲そのものが落ちていたランは、唾液と胃液とわずかな食べ物を、いかにも苦しそうに吐き続けたのです。
 家族はこの時ようやくランの異変に気付きました。「すぐに病院に連れて行こう。」 カミさんがランを抱きかかえ、家族全員で車に乗り込み病院に到着。
 イチコは何も判らずただワンワンうるさいので子供たちと車で待つことになりました・・・・・・・。

検査の結果、病名は先天性腎臓病。余命は3ヶ月と言われました。

 医者から「オシッコの出はどう?」と聞かれて、「そう言われてみればオシッコの出が少ないかな?と思ったとことが何度かありました。でも気にしなかった。」とカミさんが悔やみながら答えました。
 我々家族は、ただ、可愛い可愛いと自分たちの都合で勝手に可愛がっていただけで、ランの体調管理には全く無頓着てした。

 車に戻って子供たちにはありのままを伝えましたが、小学4年生の息子と2年生の娘にはピンと来てなかったように思えました。  

 せめてクリスマスを一緒に過ごしたい。出来れば新年も・・・でもランの食欲は日に日に落ちて行くばかり。わずかの間に何も口にしなくなり、水もほとんど飲まなくなりました。
 

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