イチコに異変。えっ!大腸がん?

ジャックラッセルテリアと大腸がん
 イチコの母親は、4歳の誕生日を迎える前に、先天性腎臓病が原因で亡くなりました。
 
 イチコに遺伝していないか気になりましたが、イチコの腎臓は健康らしく、今年の2月に11歳になる事ができました。
 
 しかし実は去年(2018年)の12月上旬、イチコは便の出が悪くなり、お尻からいきなり出血、口からは嘔吐を繰り返しました。家中がイチコの嘔吐物と血にまみれました。
 病院で診てもらったところ大腸に癌があることがわかりました。癌が腸を塞いで便が出にくくなり、腸に便が溜まって物を食べても嘔吐してしまう。無理やり便を出そうとすると、出血とともに肛門から腸が押し出されてしまうのです。腸が出てしまうと、痛みのせいでイチコは震えが止まらなくなります。飛び出してしまった腸は、先生が手で押し込んでくれましたが、このまま食事が摂れない状態が続けば、正月を迎えるのは難しいかも知れないという最悪の宣告を受けてしまいました。
 その日から薬事療法と食事療法が始まりました。その結果、無事2019年を迎えることができました。イチコの食欲は完全に回復して、大腸癌なんて想像も出来ない程、それは元気にキュートとじゃれ合っています。お尻からの出血と腸の飛び出しはたまにありますが、カミさんも飛び出した腸を押し戻す技を覚えて、イチコは3月現在今のところまだまだ元気です。

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